日本時間の9月21日より正式にリリースされたiOS15について、iOS15になったことでどのようなことが変更されたのでしょうか。

追加された新機能で特に進化した3つを解説していきます。

①safariが更に使いやすくなった!

さらに、safariもタブの切り替え、スライドするだけで切り替えができることや、検索バーの位置が下の方に来るなどして使いやすくなりました。いろいろなことを検索していると、タブの数が多くなってしまいがちです。

そういったことを解消するためにタブのグループ化や、調べたタブの管理がしやすいようになっています。これで、ますます調べ物がしやすくなりますね。

また、調べた結果を管理できることで、情報の整理もしやすくなります。タブをファイル化することによって、ジャンルごとにタブをしまっておくこともできそうです。

これによってせっかく調べ物をして、良い記事を見つけたのに、何の記事だったか忘れてしまったり、間違えてタブを閉じてしまったりショートしてエラーになってしまうなど、様々なトラブルを解決できそうです。

②集中モード(Focus)を新たに搭載!


これまでのiOS14にも「おやすみモード」といった、あらゆる通知を一時的にオフにして、電源は切らずに仕事などに集中できるという機能がありましたが、それを更に進化させた機能がこの「集中モード」です。

個々の設定が行えなかったおやすみモードとは異なり、SNSの新着通知だけオフにする、特定の相手からの電話やメール以外はオフにするといった細かな設定が行えるようになり、使いやすさが向上しています。

おやすみモードに比べて格段に進化!

従来のおやすみモードの時間帯はどっちが届かないように設定できたり、スマホの明かり等を落として、静かになるような設定はありましたが、今回追加されたこの集中モードでは、その名前の通り何に集中するかを設定できるモードになっています。

アプリや、通知、自分がする仕事や睡眠、食事など、様々な部分で自分が集中したいものを設定しそれ以外はなるべく気にならないようにしてくれるようなものとして追加されたiOS15の新機能です。

通知する人なども決めることができるので、仕事モードの時は、仕事関係の連絡だけを通知し、遊びの連絡や友達とのメッセージのやり取りの通知はいったん保留にし、「仕事」に集中しやすいようにできる設定です。

③Face Timeがより使いやすくなりました!


多人数で同時にオンライン会話が行える「Face Time」が進化し、スケジューリングを組むことが可能になりました。名前自体も新たに「Face Time Link」となり、事前に相手を招待することができるようになったのが大きな変更点です。

そして、iOSユーザーだけでなく、AndroidやWindowsユーザーも同じ会話に参加できるようになった為、より使い勝手の幅が広がりました。iOSユーザー以外はその為にアプリをインストールする必要はなく、Google Chrome、またはMicrosoft Edgeブラウザを使って会話に参加できるという点がとても優れているとβリリース時からの評判です。

その他


今では類似のシステムも多い、iPhoneではすっかりお馴染みとなっているバーチャルアシスタントのSiriがネットワークに接続していない時でも利用できるようになりました。

スマートデバイスの制御には対応していないなど、オンライン時より機能は制限されますが、これにより、アプリの起動、アラームやタイマーのセットなどを音声認識にて行うことができます。

尚、この対応はiPhone XS、XS Max、XR以降の機種をiOS15をアップデートした場合に限られるので注意してください。

アップデートに関する注意点は


このように14より進化した点の多いiOS15ですが、対応しているiPhoneはiPhone 6s以降の機種となります。

また、14から15にアップデートをしたことで動作しなくなるスマホゲームがあることが確認されているので、そういったゲームをプレイしている人は、先にゲームの提供元に確認を行った上でアップデートすることをおすすめします。

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