エアコンが大活躍する季節の到来です!
近年話題になっているエアコンネタと言えば「つけっぱなしの方が電気代が得なのか?」問題。

ご存知の方も多いと思いますが、エアコンは起動する時が一番電力を消費します。
そのため、小まめにエアコンの電源をオン・オフにしていると電力の消費数が増えてしまう場合もあるのです。

とは言え、ずっとエアコンをつけておいたら電気代はどうなってしまうのか、、心配になってしまいます。
電気代がお得になるならそれに越したことはないですよね。

エアコン会社の調査をもとに、エアコンをお得に使う情報をお伝えします!

【エアコンのお得な使い方】つけっぱなしで電気代は大丈夫?

家にいる場合、時間帯によっては「つけっぱなしの方が安い!」

結論

●朝から夕方(9:00~18:00)はつけっぱなしの方が電気代が安い

●夜(18:00~23:00)は小まめにオン・オフした方が電気代が安い

朝から夕方までの時間帯に、エアコンをつけたままの状態と小まめにオン・オフを繰り返した時の電気代を比べたところ、小まめにオン・オフにした方が消費量が大きくなったそうです。

エアコンは、部屋の温度が設定温度になるまで力をふるいます。
つけたままにしておけば部屋の温度が一定になる為、温度を低くする動きがなく消費電力量が安定するという訳です。

一方、小まめにオン・オフをするとオフの時に部屋の温度が上がるため(特に外の気温が高い日中)、次にオンにした時に部屋の温度を下げるため消費電力量が大きくなります。

費電力量が大きくなる=電気代が上がるので、日中家にいる場合はつけっぱなしにして部屋の温度を一定にしておく方が電気代がお得という事です。

夜になると外の気温が下がるため、逆にエアコンをつけたままにしておく方が部屋の温度を安定させるために消費電力量がかかってしまうそうです。
夜は部屋の温度が快適になったら、オフにした方がお得なようです。

天候などにより「必ず上記の方がお得」とまでは言い切れませんが、目安として覚えておくのは良いと思います。

外出する場合「家を空ける時間によってはつけっぱなしの方が安い!」

結論

●朝から夕方(9:00~18:00)は35分までの外出であれば、つけっぱなしの方が電気代が安い

●夜(18:00~23:00)は18分までの外出であれば、つけっぱなしの方が安い

日中は35分以内の外出時間であれば、つけっぱなしの方が電気代が安いという事です。
ちょっと近くまで外出する程度の時間なので、日中仕事などで長時間家を空ける場合は、エアコンはオフにして出かける方が良さそうです。

9:00~18:00の時間帯に、エアコン設定温度26℃でつけっぱなしと、小まめにオン・オフにして消費電力量を比べた結果、つけっぱなしの平均消費電力量は0.37kWh、小まめにオン・オフは0.40kWhと0.03kWhの差が出たそうです。
1kWhあたり26円なので、約0.078円の差です。

夜は18分以内の外出であればつけっぱなしの方が電気代が安いという事です。
夜の時間帯はある程度部屋が涼しくなってきたらオフにした方が良さそうです。

つけっぱなしの平均消費電力量は0.34kWh、小まめにオン・オフは0.27kWhと0.07kWhの差が出たそうです。
約0.182円の差です。

エアコン会社の実験結果を見てみると、日中のつけっぱなしがお得な外出時間が思っていたよりも短かかったです。
日中、朝からつけっぱなしにして仕事に出ていた時もあったので、気を付けようと思いました。

まとめ

天候や部屋の作りによって必ずしもご紹介した通りの結果にならないかもしれませんが、エアコンのお得な使い方の目安にはなると思います。

毎年の事ですが、今年の夏も猛暑と言われています。
コロナの影響で家で過ごす時間が例年より多くなる可能性もあります。

熱中症予防にも、エアコンと上手に付き合っていきたいですね^^