5月より各給付金の申請、支給が開始されていますが、それに伴った詐欺も増えているようです。
こちらの記事では「給付金に関連した詐欺」をテーマにまとめていますので、ぜひみなさんも詐欺に引っかからないように、知識をつけておきましょう。
給付金にまつわる詐欺にご注意!
10万円給付金(特別定額給付金)に便乗した詐欺が横行しているようです。こちらでは、どのような手口があるのかを確認していきましょう。
給付金詐欺にはどのような手口があるの?
一例となりますが、詐欺には以下のような手口があります。
- 役所や銀行の職員を装った電話がかかってきて、銀行口座やマイナンバーカードの暗唱番号を聞き出そうとする
- 申請手続きには手数料が必要だと偽り、特定の口座に振り込ませようとする
- 携帯のキャリアからメールがきて、URL先のサイトに個人情報を入力させようとする
特別定額給付金関係の詐欺ほんと気をつけないかんよな。
— しゃいん (@shine_sann) June 7, 2020
「先日こういう手紙(※本物)が届きませんでしたか」
「届きました」
「あれが詐欺だったことが判明しまして」
「えっ!もう送り返しちゃいました」
「落ち着いて。係の者が安全確認のため伺いますので通帳を用意してお待ち下さい」
みたいな。
詐欺といえば「お年寄りが引っかかるもの」というイメージが強いかもしれません。しかし、巧妙な手口もありますので若い方でも十分な注意が必要ですね。
その他、持続化給付金関連の詐欺では以下のような事例もありますので、ご注意ください。
持続化給付金
— えんあつ (@qxLsJ77nMDqA8Ar) May 17, 2020
今まで個人事業主してないのに、嘘の修正申告をさせて、成功報酬貰おうとする案件が増えています。
税理士が何を言ったかなど関係なく、詐欺で捕まるリスクを背負うのは申請者のみ。案件進める側はノーリスク。
こんなクソみたいな話に引っかからないよう、ご注意を。。 pic.twitter.com/M5bIerrDYr
「コロナで仕事がない!」「どうしてもお金が必要!」といった方の、心の隙を狙った詐欺がどんどん増えているのですね。
個人情報は絶対に教えない!
総務省のホームページには、市区町村や総務省から以下のようなことを行うことは絶対にないと書いてあります。
- ATMの操作をお願いすること
- 受給にあたり、手数料の振込みを求めること
- メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること
給付金の申請は、「郵送による申請」もしくは「マイポータル(オンライン)」に限られます。それ以外で個人情報を聞き出そうとしたり、支払いを求めるものはすべて詐欺ということですね。
少しでも「おかしいな」と思われた方は以下の番号、またはお住いの市区町村、近くの警察の方にお問い合わせください。
消費者ホットライン:188(局番なしの3桁)
新型コロナウイルス関連消費者ホットライン:0120-213-188
【給付金】一見詐欺に見えるけど…
給付金関連で一見詐欺に見える、以下のような事例もあるようです。
【詐欺を疑う声も】江戸川区の給付金申請、宛て先が「京都」の理由https://t.co/KmZqTU9txp
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 5, 2020
区の職員だけではどうしてもスピード感を持って対応が取れないため、地元地域外に業務委託をした結果だという。 pic.twitter.com/nZLQZ7HF1N
役所だけでは申請の処理が追いつかず、遠方の業者に業務委託しているケースです。神経質になっていると、確かに詐欺に見えちゃいますよね。
まとめ
「一刻も早く給付金をもらいたい!」という、人の弱みにつけ込んだ詐欺が横行しています。
基本的に正規の申請以外で、料金が発生したり個人情報が必要だということはありません。また、市区町村や銀行、警察から給付金関連で個人に連絡(電話、メール)をすることもありません。
ご自身はもちろん、ご家族が悪質な詐欺に引っかからないよう、みなさんで気をつけていきましょう。