そのひとつとして、高倉健さん主演で話題となった「鉄道員(ぽっぽや)」があります。その舞台となった南富良野にある『幾寅駅(いくとらえき)』へ以前行ってきました。
北海道を舞台にした映画ってたくさんありますよね。
映画の臨場感がまだ残っている場所で、
静かさとどこか優しさもある素敵なところでした。
今回は、映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった
『幾寅駅』について紹介します!
映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地『幾寅駅』に行ってみた!
◆映画「鉄道員(ぽっぽや)」とは?
1999年上映。
浅田次郎による第二十七回直木賞受賞の同名小説を、
「植村直巳物語」の岩間芳樹と降旗監督が共同脚色した作品。
主演は高倉健さん。
その他にも広末涼子さん、小林稔侍さん、大竹しのぶさんなどの
豪華キャストが出演しています。
鉄道員として気概と誇りを胸に生きてきた男が、
定年目前になり自らの人生を振り返る。
北海道のローカル線、幌舞線の終着駅「幌舞」。
駅長の佐藤乙松(高倉健)は筋金入りのぽっぽや。
職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や
思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。
佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた。
ある雪の日、ホームの雪掻きをする彼のもとに、
忘れ物をしたと鉄道ファンの少女(広末)が現れる。
佐藤が近所にある寺の住職の孫だと思い込んだ彼女の来訪は、
彼に訪れた優しい奇蹟の始まりだった。
◆ロケ地はどこ?
ロケ地は、北海道南富良野町幾寅にある、
JR北海道根室本線「幾寅駅(いくとらえき)」です。
映画の中では「幌舞駅(ほろまいえき)」という駅名で
登場しています。
1902年の開業以降、線路名が変わったり、
駅舎が全焼してしまったりと様々な歴史がある駅です。
2003年より、完全無人駅として利用されていましたが、
2016年に台風による大雨の影響を受け、運休を余儀なくされました。
<地図>
幾寅駅
https://goo.gl/maps/i4zZLb83tF82
現在は完全に廃止になっているのか?インターネットで調べてみたのですが、
よくわかりませんでした。。
運休が続いているのかもしれません。
駅舎・ホームに入る事は出来ました。
◆行った時の写真
2016年の冬に、「幾寅駅」に観光目的で行ってきました!
その時の写真を紹介していきます。
外観の写真です。
ロケのために駅舎は昔っぽい作りに改修されたそうです。
映画に登場した「キハ40形気動車」も展示されています。
中には入れませんが、「だるま食堂」もありました。
観光客を歓迎してくれている看板がありました。
駅舎は自由に出入りが出来るのですが、
入ってみるとぽっぽや一色の世界でした。
ここに高倉健さんがいらっしゃっていたのか、、と思うと
とても感銘深い気持ちになりました。
ホームに出ることも出来ました。
このポスターのイメージが強かったので、
ホームに立つことができて光栄でした。
◆感想
1月中頃に行ったため、雪が舞っていて痛いくらいの寒さでしたが、
その雪景色も鉄道員の世界観を作り出しているようで、とても素敵でした。
こんな寒い中の撮影は大変だっただろうな、、
高倉さんたちもこの景色を見ていたのか、、などと
撮影時のことも考えながら歩いてみました。
無人化の駅で、とても静かな雰囲気ですが、
「鉄道員」をとても大切にしていることがよく分かる駅でした。
まとめ
1999年の「鉄道員」公開から20年近く経ちましたが、
「幾寅駅」は「幌舞駅」としても今でも存在していました。
このままずっと残り続けてほしいと思う駅でした。