ネット通販サイトやネットフリマなどで、最近利用されることの多くなった決済サービスpaidy(ペイディー)があります。
名の如くpaidy(ペイディー)という企業によって運営されています。
数々のキャッシュレス決済がある中、今回はpaidyの仕組みや使い方等を解説していきたいと思います。
目次
paidy(ペイディー)の仕組みと実際の使い方や支払い方法を解説
paidy(ペイディー)の仕組み
paidyはpaidyの加盟店で買い物をした代金の支払いを翌月へ繰越すことのできるサービスです。つまり、手持ちの現金やクレジットカードがなくても、商品を購入できます。しかも、利用手数料を無料で翌月払いにすることもできます。
paidyの使い方
paidyは携帯電話番号とメールアドレスだけで簡単に利用できます。
1)加盟店舗での支払い方法で「paidy翌月払い」を選択します。
2)メールアドレスと携帯番号を入力します。
3)paidyから送付されるショートメール(SMS)に記載されている4桁の認証コードを入力します。
4)分割払いに対応している店舗の場合は、一括払いまたは分割払いの支払い方法を選択します(一括払いのみの店舗あり)。
以上で決済が完了です。paidyは氏名や勤務先などの個人情報の入力が不要であり、年齢制限もありません。
paidyの支払方法
paidyの支払い請求に関する案内が、毎月1日〜3日の間にメール(SMS及びEメール)で届きます。
各支払方法における支払い期限と支払い手数料は以下になっています。
・コンビニ払い:毎月10日/356円(税込)
・銀行振込:毎月10日/金融機関所定の振込手数料
・口座振替:毎月12日(金融機関休業日の場合は翌営業日)/無料
口座振替の手続きは全てオンラインで終了し、個人情報の入力や本人確認書類の画像データのアップロードも不要です。
なお、paidyの分割払いは3~36回の間で設定できます。分割払いは15,000円以上の買い物から対応しており、実質年率15.0%の手数料がかかります。
Amazonでのpaidyの使い方
アマゾンの支払いは従来、クレジットカード払いか先払いが前提であり、 後払いは唯一、携帯のキャリア決済が可能になっていただけでした。そこに、paidyが新たに後払いの選択肢に加わったことになります。
Amazonで使う場合は事前に、アカウントサービスから「お支払い方法の管理」を選択し、paidy翌月払いのアカウントを追加します(すでに会員の人は電話認証だけでOK)。
Amazonで商品を購入した際は「レジに進む」をタップした後、「paidy翌月払い」を選択します。「注文を確定する」をタップすると注文が確定します。翌月早々に登録したメールアドレスと携帯番号に、paidyから前月の確定金額のお知らせメールが届きます。メールには支払い期限が10日と記載してあります。支払いが完了すると、支払い完了のメールがメールアドレスとSMSに届きます。
安全性は?
セキュリティの安全性が強いと言えど、paidyを利用した悪用詐欺出回っているようです。
後払いが可能ということで、支払いをしたのに商品が送られてこないなどの被害を防ぐことができますが、さらにその盲点をつく巧妙な詐欺も発生しています。
本人確認や監視体制の強化などの安全対策もきちんと実施されていますが、やり取りで疑わしき点は、自身で確認するのが賢明と考えられます。
paidyの利用にはメールアドレス、携帯電話の番号のみでOKとなっているので、利便性が高い分、詐欺被害には用心して使いたいものです。