Go Toトラベルで予約を無断キャンセルし、予約した分の電子クーポンを受け取るという不正行為がニュースになっています。

詐欺師は、新しいサービスなどが出でくると、必ず抜け道を探して不正行為をやってきます。

コロナで復興の為のGo Toキャンペーンなのに、不正行為によって逆に損害を被ることになる事が多い状況がなんともやるせないです。

このGo Toトラベルの電子クーポンを不正受取するカラクリの手口を解説していきたいと思います。

GoToトラベルの電子クーポンとは?


GoToトラベルを利用すると、その費用の15%をクーポン券で受け取ることができます。

このクーポン券は旅行の翌日までの期限で、宿泊に利用した都道府県とその近隣の都道府県内のGoTo加盟店で利用できる仕組みです。

電子クーポンは不正に取得できてしまう


このクーポン券には二種類あり、紙のクーポン券は宿泊する施設にチェックインした時にその場で渡されます。

電子クーポンだと施設の予約番号などがあれば、チェックインをしなくてもその日の午後3時以降にスマホだけで受け取れてしまいます。

これを悪用し、どこかの施設に宿泊予約をして実際にはチェックインせず、クーポンだけを受け取るのが今回の電子クーポン不正取得と呼ばれる手口です。

無断キャンセルにもなります


チェックインまでに宿泊のキャンセルをしてしまうと、その時点でクーポンが発行されなくなってしまう為、宿泊施設に対しては無断キャンセルという形になります。

つまり、行く気はないのに何の連絡もせずに当日の午後3時を待って、電子クーポンだけをもらってしまうのです。

この午後3時という区切りは、一般的な宿泊施設のチェックインの開始時間に倣って定められており、GoToトラベルではどの施設を利用しても同じです。

施設側はたまったものではありません


不正取得された電子クーポンの分は国からの補助なので、予約を無断キャンセルされた施設側の直接の被害とはならないものの、予約の為に空けておいた客室や料理などの用意が全て無駄になってしまいます。

キャンセル料を徴収しようと思っても、この手段で不正取得するような輩は予約の時点から本当の連絡先は入力していない為、それも行うことができないケースがほとんどとなっているのが現状です。

この手口に対する対策は?

この不正取得に対する対策として考えられているのが、予約した人が自分で予約番号などだけで電子クーポンを発行できるといったシステムから、チェックインの際に教えてもらえるパスワードなども必要にするといった改善案です。

こうすることで、本当にチェックインをしないと発行することができなくなり、今回紹介した手口は使えなくなります。ただし、GoToトラベル自体のシステムの改修が伴う為、簡単に行えるものではないようです。

最後に

以前にGoToイートを利用して、もらえるクーポン(1000円分)以下の利用で差額を儲けてしまうという手口がありました。

そちらも倫理的な問題はありますが、今回の無断キャンセルによる不正取得と比較すると、法的な問題は何もなく、今回の手口は実に悪質で立派な犯罪行為になります。

折角のGoToトラベルにすっかり水を差してしまったとも言えるこの悪質な電子クーポン不正取得は対しては、これ以上同様の手口が横行しない為にも早急に何らかの対策が求められることになりそうです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。