菅総理より日本学術会議で任命拒否された6人は誰なのか話題になっています。

連日のニュースで話題になっている任命拒否6人が誰で、経歴と現在、それぞれの主張などを紹介していきます。

日本学術会議で任命拒否の6人は誰?

小沢隆一(おざわ りゅういち)

小沢隆一 経歴

●1959年生まれ
●一橋大学法学部卒業
●一橋大学大学院法学研究科博士課程修了

小澤隆一さんは14年前から東京慈恵会医科大学の教授を務めています。

静岡大学人文学部の助教授、教授を経て、東京慈恵会医科大学の教授に就任。専門は憲法学。2019年から全国憲法研究会の会長を勤め、2015年に成立した安全保障関連法案には一貫して反対の姿勢を貫いている。

著書には「歴史の中の日本国憲法」などがあります。5年前、安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会の中央公聴会の場で、「歯止めのない集団的自衛権の行使につながりかねず、憲法9条に反する。

憲法上多くの問題点をはらみ廃案にされるべきだ」と述べて、注目を浴びました。

岡田正則(おかだ まさのり)

岡田正則 経歴

●1957年生まれ
●早稲田大学大学院法学研究科出身

金沢大学教育学部の助教授、南山大学法学部の教授などを経て、早稲田大学大学院法務研究科の教授に就任。

法学者としていくつかの著書があり、沖縄の名護市辺野古の基地建設に関しては他の研究者たちと共に反対の声明を挙げている。

岡田正則さんは早稲田大学の教授で、行政法の第一人者で、早稲田大学比較法研究所の所長をされています。

現在は国立国会図書館の事務文書開示・個人情報保護審査会の会長代理でもあります。大学外の活動として、あの「安全保障関連法の廃止を求める早稲田大学有志の会」の呼びかけ人の1人です。

アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に対しては、沖縄防衛局が取った手続きに対して批判的な立場に立っています。

松宮孝明(まつみや たかあき)

松宮孝明 経歴

●1958年生まれ
●京都大学法学部卒業
京都大学大学院法学研究科修士課程終了

南山大学法学部の専任講師を経て、立命館大学法学部の助教授、教授に就任。

2004年からは同大学大学院法務研究科の教授を勤め、2010年に同大学院法務研究科研究科長に就任。違法一元論を支持している法学者であり、それに関する多数の著書を出版している。

松宮孝明さんは、2010年から5年間、立命館大学大学院法務研究科の研究科長を務めました。専門は、過失や証券取引などが研究テーマでした。

2017年に、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案に対して、「何らの組織にも属していない一般市民も含めて広く市民の内心が捜査と処罰の対象となり、市民生活の自由と安全が危機にさらされる戦後最悪の治安立法となる」と述べて政府を強烈に批判しました。

加藤陽子(かとう ようこ)

加藤陽子 経歴

●1960年生まれ
●東京大学文学部卒業
●東京大学大学院人文科学研究科国史学博士課程

山梨大学教育学部の専任講師、助教授を経て、東京大学文学部の助教授、人文社会系研究科助教授会系研究科の助教授を勤め、2007年に同大学大学院人文社会系研究科の准教授、2009年には教授に就任。

多数の著書の中で自衛隊の存在を違憲だと主張し続けている。

加藤陽子さんは、東京大学大学院人文社会系研究科の教授で、日本近代史が専門の歴史学者になります。著書には「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」など1930年頃を取り上げた数多くの著書があります。

あの「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人の1人です。

ちなみに、この会は、安全保障関連法や、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法律、それに東京高等検察庁の検事長の定年延長等に反対し、政府との対峙する立場をとっています。

芦名定道(あしな さだみち)

芦名定道 経歴

●1956年生まれ
●京都大学理学部卒業
●京都大学大学院博士後期課程

大阪市立大学文学部(宗教学)の講師、助教授を勤める。

2007年に京都大学大文学部(キリスト教学)の助教授、翌2008年に教授に就任。近現代のキリスト教思想の研究に取り組んでいる。

芦名定道さんは京都大学大学院文学研究科の教授で、著書には「現代神学の冒険」などがあります。

理学部を卒業された後、文学部に入学しなおした経歴のある先生です。あの「安全保障関連法に反対する学者の会」の賛同者の1人です。

宇野重規(うの しげき)

宇野重規 経歴

●1967年生まれ
●東京大学法学部卒業
●東京大学大学院法学政治学研究科博士課程

千葉大学法経学部の助教授、東京大学社会科学研究所の助教授を勤め、2011年より東京大学社会科学研究所の教授を勤める。

しんぶん赤旗との関係が深く、著書の中で共産主義について肯定こそしていないものの、多々触れている記述が見られる。

東京大学教授の宇野重規さんは政治学者という位置づけになります。

著書には「民主主義のつくり方」や「政治哲学的考察―リベラルとソーシャルの間」などの著書があり、2020年4月からは東京大学社会科学研究所の副所長に着任されています。

世間を騒がせた「立憲デモクラシーの会」や、「安全保障関連法案に反対する学者の会」の呼びかけ人の1人です。
特定秘密保護法に対して、反対的な立場をとっています。