新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための臨時休校・イベント自粛などに伴い、影響が出たフリーランス・自営業の方に、休業補償としていくつか申請できる支援金があります。
支援の種類は複数ありますので、各条件などをまとめてみました。
フリーランス 休業等 支援金 まとめ
緊急小口資金 貸付20万円
①20万円まで無利子・保証人なしで借りられる
フリーランス(個人事業主)が新型コロナウイルスの影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯が対象者です。
上限20万円を無利子で借りることが出来ます。
②返済期限は2年以内
借りたお金は、2年以内に返却することが義務付けられています。
詳しくは、こちらをご覧下さい↓↓

特別貸付3,000万円まで融資
①個人事業主・フリーランスは3,000万円まで借りられる
【新型コロナウイルスによる影響を受け事業が悪化した事業者(事業性のあるフリーランスを含む)】が対象者です。
「最近1ヵ月の売上高が、前年または前々年の同期に比べ5%以上減少している」などの要件が必要とされますが、個人事業主・事業性のあるフリーランスに対しては、柔軟に対応すると経済省が表明しています。
②融資後3年目までは基準利率‐0.9%
利率は、融資後3年目までは基準利率‐0.9%という事です。
③返済は20年または15年以内
返済期限は、設備資金の場合は20年以内、運転資金の場合は15年以内という事です。
④特別利子補給制度
「特別貸付」により借入を行った方のうち、特に影響の大きい事業性のあるフリーランスを含む個人事業主は、【利息補給】を行う事が出来ます。
【利息補給】とは、借入後当初3年間は無利子となります。
問い合わせ窓口はこちらです↓↓

休業補償助成金4,100円(1日当たり)
① 個人事業主・フリーランスで子供がいる
対象者の一番の条件は、子供がいるという事です。
そして、令和2年2月27日から3月31日の間に子供の休校等が理由で仕事を休まざるを得ない状況になった方が対象となります。
詳しい条件については、下記の記事で紹介しています。
事業主については下記の記事で詳しく紹介しています。
②1日当たり4,100円が支給される
③申請期間は令和2年3月18日から6月30日まで
支給を受けるには、申請書類を提出する必要があります。
申請方法については下記の記事をご覧ください。
事業主の申請方法は下記の記事で紹介しています。
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まとめ
申請などの手間はかかりますが、自らが表立って大きな責任のもと働く自営業・フリーランスを支援する制度があって良かったと思っています。
使える制度を利用しながら、きつい時期を乗り越えて行きたいものです。