日本人の総氏神様がいることで有名な
“伊勢神宮”

参拝に行かれたことのある方も多いのではないでしょうか。
私は一昨年初めて参拝に行きました。

日本人として一度は参拝したい場所だったので、
訪れた時はとても有難い気持ちになりました。

今回は、伊勢神宮についてまとめてみます!

これから参拝に行かれる方の参考になれば
幸いです。

◆伊勢神宮とは

三重県伊勢市にある伊勢神宮。
「内宮(ないくう)」 「外宮(げくう)」の2箇所に分かれているのも
大きな特徴のひとつです。

内宮・外宮ともに日本人にゆかりのある大切な神様が祀られています。

内宮は約2,000年、外宮は約1,500年の歴史があります。

◆内宮とは

皇大神宮(こうだいじんぐう)とも呼びます。

皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りするお宮。
今から約2,000年前に鎮座しました。
日本でもっとも尊いお宮であり、天照大御神は日本人の総氏神(そううじがみ)といわれています。

◆外宮とは

豊受大神宮(とようけだいじんぐう)とも呼びます。

衣食住をはじめ、産業の守護神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしているお宮。
内宮創建から500年後(約1,500年前)に鎮座しました。

以降毎日1日2回、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われ、
神饌(しんせん/神様への食事)が捧げられています。

私たちの暮らしに非常に関わり深い神様がいらっしゃいます。

◆参拝順路

伊勢神宮は、内宮外宮と2箇所に分かれています。
どちらから参拝しよう?と考えると思うのですが、
古くからの習わしで、外宮から内宮の順で参拝することとなっています。

外宮と内宮で参拝する時の注意点などもあるので、
下記にまとめていきます。

◆外宮の参拝ルート

まず、覚えておきたいことが、外宮内を歩く時は
左側通行が基本ということです。

実際参拝した際も、皆さん左側を歩いていました。

<参拝ルート>
1、「表参道火除橋」

外宮の参道の入り口にあたるところに架かっている小橋で、
表参道火除橋の下には防火用に掘られた川が流れています。

橋を渡ると鳥居があります。
通るときは一礼が基本です。

2、左手にある手水舎で清める。
~清め方~
・右手でひしゃくを持って水をすくう
・左手を清める
・左手にひしゃくを持ちかえ、右手を清める
・右手にひしゃくを持ちかえ、左手に水をすくって口をすすぐ
・左手を清める
・ひしゃくを垂直に持ち、余った水をひしゃくの柄に伝わせ、清める

3、「正宮」

豊受大御神様は、正宮の一番奥の、
四重の垣根の中の御正殿に祀られています。

4、「多賀宮」

高台に鎮座する神様で98段の石段を登ったところにあります。
多賀宮は外宮の別宮の中でも格式がある第一別宮で、豊受大御神様の荒御霊をお祀りしている。

5、最後は、「神楽殿」
参道の途中にある風格ある建物で、御祈祷などをするところです。

30分程滞在していました。

◆内宮の参拝ルート

外宮からはバスで15分くらいのところにあります。

内宮内では、外宮と逆で右側通行が基本となります。

1、「宇治橋」

内宮の玄関として五十鈴川に架かる美しい檜造りの反り橋です。

鳥居を通るときは一礼します。

2、「御手洗場」に到着。
五十鈴川で手を洗い清めるのが、 昔からの参拝方法だそうです。

3、「御正宮」

参道の突き当りにある石段を登ると、内宮の御正宮があります。
写真やビデオ撮影ができるのは、階段の下までです!
五重の板垣の先に日本人の総氏神様の天照大御神様がいます。

4、「風日祈宮」(風の神様)

5、「神楽殿」(お守りやお札などを購入できる)

6、「参集殿」(参拝者のための休憩所)

内宮の方が広いため、休憩などを含め1時間近く滞在していました。

◆まとめ

伊勢神宮は、緑豊かなところで、空気が良く、
良い気が流れているような雰囲気を感じました。

日本人が大切にしなければいけない
神様が祀られている伊勢神宮。

また訪れたいと思います。